2024年度 第2四半期 決算短信
売上高
+11.1 %
経常利益
◎
+25.8 %
配当利回り
1.0 %
自社株買い
-
情報なし
一株あたりの利益(EPS)
31.86 円
通期純利益予想
+3.6 %
前年同期比
+11.1%
2.3
兆円
前年同期比
+86.7%
1884.3
億円
前年同期比
+25.8%
1682.8
億円
前年同期比
+16.5%
1071.2
億円
今期の三菱重工業の決算について、売上収益は前期の2,069,272百万円から2,298,113百万円へと大きく増加しました。売上原価も増加しましたが、それ以上に売上総利益は394,057百万円から496,936百万円へと伸び、かなり好調でした。営業利益(事業利益)は大幅に増加し、100,948百万円から188,435百万円となりました。経常利益に相当する「税引前中間利益」も、前期の133,714百万円から168,279百万円へと増加しています。最終的な親会社株主に帰属する当期純利益は91,944百万円から107,120百万円へと増加し、順調な成長を示しています。特に販売費及び一般管理費や金融収益、金融費用などの項目も見過ごせない変動が見られ、全体として経営の安定性と成長性が伺える内容です。
エナジー
1032.3
億円
前年比 +147.6 %
エナジーセグメントは、前期から大幅な増益を達成しました。これは、再生可能エネルギー分野での強化された営業活動と技術革新によるものです。特に、風力発電システムや太陽光発電ソリューションといったグリーンエネルギーの需要増加が大きな要因です。また、地熱発電やスマートグリッド技術の導入も収益性を高める役割を果たしました。定性的には、政府の環境政策の後押しもこのセグメントの業績向上に寄与しています。
プラント·インフラ
281.1
億円
前年比 +74.8 %
プラント・インフラセグメントは、堅実な成長を遂げました。この成長の主な要因としては、インフラ整備需要の増加が挙げられます。特に、都市インフラや水処理施設の建設プロジェクトが順調に進んだことが寄与しています。また、エンジニアリングサービスの提供が強化され、高付加価値のソリューション提供が利益増加に貢献しました。特筆すべきは、新興国でのインフラプロジェクトの増加です。
物流·冷熱·ドライブシステム
269.3
億円
前年比 -26.7 %
物流・冷熱・ドライブシステムセグメントは、利益が減少しました。これには、物流分野での競争激化が主要な要因です。特に、燃料価格の上昇や物流コストの増加が利益を圧迫しました。また、ドライブシステムの新規開発に伴う研究開発費用の増加も利益を削減する要因となりました。ただ、冷熱システム分野では新製品の販売が好調であり、今後の回復が期待されます。
航空·防衛·宇宙
440.0
億円
前年比 +60.3 %
航空・防衛・宇宙セグメントは、引き続き好調です。この分野では、特に防衛関連の需要が増加していることが利益増加の要因です。政府の防衛予算の増加に伴い、航空機器や宇宙関連システムの受注が増えました。また、新型航空機エンジンの開発・販売が軌道に乗り、これが利益率を高める結果となっています。さらに、宇宙関連プロジェクトの成功により、ブランド価値も向上し、新規案件の受注増加が期待されています。
前年比
+2.0円
22
円
直近に公表されている配当予想から修正がありました。
1
カーボンニュートラル輸送船の開発
三菱重工業は、2025年3月期第2四半期において、カーボンニュートラル輸送船の開発を開始しました。新技術を導入し、環境に配慮した船舶の製造を進めることで、海運業界でのシェアを拡大する狙いがあります。このプロジェクトは、三菱商事とも協力して進められ、持続可能な社会の実現に向けた重要なステップとなります。
2
次世代エネルギーシステムの研究
次世代エネルギーシステムの研究も新たに推進されています。特に水素エネルギーの利用を前提とした技術開発が進んでおり、国内外のエネルギー関連企業との連携を強化して、競争力のあるエネルギーソリューションを提供することを目指しています。拠点としては神戸研究所が主要な役割を果たしています。
3
デジタル製造プラットフォームの構築
デジタル技術を活用した製造プラットフォームの構築も進行中です。このプロジェクトでは、AIとIoTを活用した製造効率の向上を目指し、既存の製造ラインに次世代技術を導入しています。この取り組みは、日立製作所との共同開発であり、製造業全体の革新を目指しています。
情報なし
情報なし
情報なし
このページのご意見をお聞かせください!
Blance Miner をご利用いただき、ありがとうございます。
皆さまのご意見をお聞かせください!