2025年度 第2四半期 決算短信
売上高
+7.6 %
経常利益
+5.3 %
配当利回り
2.6 %
自社株買い
-
情報なし
一株あたりの利益(EPS)
◎
304.99 円
通期純利益予想
+9.8 %
前年同期比
+7.6%
7.3
兆円
前年同期比
+4.5%
3667.4
億円
前年同期比
+5.3%
6022.7
億円
前年同期比
+6.2%
4384.4
億円
今期(2024年4月1日~2024年9月30日)における伊藤忠商事株式会社の売上高は、前年同期比で5,172億円、7.6%の増加を達成し、72,913億円となりました。営業利益は3,667億円で、前年同期比158億円、4.5%の増益です。経常利益も堅調に推移し、持分法による投資損益の増加などにより前年同期比297億円、18.3%増加の1,918億円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益については、255億円、6.2%の増加となり、4,384億円を記録しました。この堅調な収益増加の背景には、情報・金融や食料、機械などの各セグメントでの取引拡大やコスト改善が寄与しています。全体としてバランスの取れた成長を遂げていることが分かります。
繊維
126.6
億円
前年比 +9.8 %
繊維セグメントは、前年同期と比べて利益が増加した。特に、アパレル関連事業での販売好調が寄与し、欧州やアメリカ市場での需要増加が見られた。また、新製品の投入や供給チェーンの効率化が功を奏し、全体的な生産コストの削減が利益増加に貢献した。更に、原材料費の抑制や為替の円安傾向も利益を押し上げる要因となった。
機械
633.0
億円
前年比 +4.5 %
機械セグメントは、北米電力関連事業での運転・保守サービス取引の増加、自動車関連事業や航空関連事業での販売堅調が利益増加の主な要因となった。特に航空機エンジンのメンテナンス契約の拡大や電動車両パーツの需要増が目立った。この結果、前年同期比でも利益が増加し、安定した成長を示した。
金属
1004.4
億円
前年比 -2.2 %
金属セグメントは、前年同期比で利益が微減した。特に鉄鉱石価格の下落が影響し、石炭取引も価格低下の影響を受けた。しかしながら、非鉄関連取引や事業での販売好調が一部補完したため、大幅な利益減少には至らなかった。また、コスト削減の取り組みと持分法投資からの配当金が全体の利益を支えた。
エネルギー・化学品
329.9
億円
前年比 -38.7 %
エネルギー・化学品セグメントは、原油価格の下落が大きく影響し、前年同期と比べて大幅に利益が減少した。期初からの原油価格の低迷が売上に打撃を与え、特に中東及びアフリカ市場での取引額が減少した。また、化学品関連事業でもコスト増が発生し、利益を圧迫する結果となった。
食料
402.1
億円
前年比 +2.8 %
食料セグメントでは、食品流通関連事業での人流増加及び販売価格の上昇が好調を維持した要因となった。特にDoleでの物流コストの改善や取扱数量の増加が利益を押し上げた。さらに、食糧関連取引でも高い需要が続き、全体の収益増に貢献した。これらにより、前年同期比でも利益が増加した。
住生活
311.9
億円
前年比 -8.3 %
住生活セグメントは、前年同期比で利益が減少した。一方で、前第3四半期における大建工業の連結子会社化の影響やETEL(欧州タイヤ関連事業)の堅調推移が見られたものの、北米設備資材関連事業での採算悪化及びETELでの経費増加が影響し、全体の利益減少を招いた。
情報・金融
378.3
億円
前年比 -0.1 %
情報・金融セグメントは前年同期からほぼ横ばいの利益を維持した。伊藤忠テクノソリューションズの取引が引き続き好調であったことや、ほけんの窓口グループの代理店手数料増加が寄与したため、全体的には安定した収益を確保できた。
第8
541.9
億円
前年比 +122.4 %
第8セグメントは、前年同期比で大幅な利益増加を記録した。特にファミリーマートの中国事業再編に伴う一過性利益が主な要因であり、444億円の増益となった。また、その他の関連事業でも堅調な取引が続いており、利益増に大きく貢献した。
前年比
+40.0円
200
円
直近に公表されている配当予想から修正がありませんでした。
1
住生活領域の強化
2025年度第2四半期において、伊藤忠商事は大建工業の連結子会社化を実施し、ETEL(欧州タイヤ関連事業)の堅調な推移を見せました。これにより住生活領域での収益が増加し、今後も住宅関連商品の充実や新規事業の拡大に注力していきます。
2
情報・金融領域の拡大
伊藤忠商事は、伊藤忠テクノソリューションズの取引やほけんの窓口グループの代理店手数料の増加により、情報・金融分野での収益を拡大しました。これに伴い、ITソリューション事業や金融サービスの多角化を図り、新たなビジネスチャンスを追求しています。
3
食料部門での成長
食品流通関連の取引拡大やDoleの物流コスト改善などにより、食料部門の収益が増加しています。伊藤忠商事は、食品の安全性や供給チェーンの効率化を重視し、持続可能な事業運営を推進しています。
4
機械分野での推進
北米電力関連事業での運転・保守サービスの取引増加や、自動車関連事業での堅調な販売が業績を牽引しました。伊藤忠商事は、新たな需要を見出し、技術革新を活用して機械分野でのさらなる成長を目指しています。
情報なし
情報なし
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